1979年大阪生まれ。2005年、横浜国立大学大学院を修了。在学中より、映画美学校フィクション科コースに通う。2008年、東京藝術大学大学院映像研究科(映画専攻・監督領域2期生)を修了。井口奈己『人のセックスを笑うな』(2007年)では、メイキングを担当した。
1980年東京生まれ。立教大学フランス文学科卒業。在学時は映画研究会に所属。2007年、東京藝術大学大学院映像研究科(映画専攻・監督領域1期生)を修了。修了制作作品『A Bao A Qu』が第12回釜山国際映画祭コンペ部門にノミネートされるほか、ドイツやオーストラリアなど世界各国の映画祭で上映。現在、新作『アブラクサスの祭』を準備中。玄侑宗久原作の初映画化、スネオヘアー初主演でも話題になっている。
桝井孝則
1979年大阪生まれ。「思考ノ喇叭社」の一員。2006年、板倉善之『にくめ、ハレルヤ!』に製作助手として参加し、2003年に活動をスタートした「思考の喇叭社」に加入した。同グループは、個々のメンバーが映画、アニメーションに限らず、イラスト、音楽、人形制作とジャンルを超えて協力し合いながら、活動を続けている。
唐津正樹
1979年京都生まれ。大阪電気通信大学に進学し、映画監督・大森一樹に師事する。在学中より、京都国際学生映画祭にスタッフとして参加し、同映画祭のドキュメンタリーを撮影。卒業後、京都の映画制作団体「町屋プロダクション」に加わる。
「桃まつり」とは、2006年に映画美学校卒業生の女性有志により発足した、映画を企画・製作・宣伝・上映していく団体。2008年「桃まつり presents真夜中の宴」、翌年「桃まつり presents kiss!」と、東京に限らず全国で上映を行い、盛況を博す。本特集では「真夜中の宴」から片桐絵梨子監督と、「kiss!」から矢部真弓監督をゲストにお迎えする。
映画美学校フィクション科コース修了。万田邦敏監督に師事し、『接吻』ではスクリプターを担当した他、同監督の短編TVドラマ『県境』、『一日限りのデート』では脚本も担当。『お城が見える』で第4回CO2オープンコンペ部門優秀賞を受賞し、CO2助成を得て撮り上げた初長編『こんなに暗い夜』が大きな話題となる。また映画批評紙「シネ砦」の執筆者。
佐藤央
1978年生れ。法政大学卒業後、映画美学校に入学。修了制作作品『女たち』の他、成瀬巳喜男のキャメラマンとして知られる玉井正夫のドキュメンタリー『キャメラマン 玉井正夫』も監督。また冨永昌敬監督との共作『シャーリーの好色人生と転落人生』(『好色人生』担当)が劇場公開され注目を集めた。本特集では最新作『結婚学入門(新婚篇)』を本邦初上映。
三宅唱
1984年札幌生れ。在学中より、映画美学校フィクション科コースに通う。『スパイの舌』が第5回CO2オープンコンペ部門最優秀賞を受賞。また映画批評ウェブサイト「flowerwild」にて新作映画レビューも担当。現在、CO2助成作品として初長編を鋭意制作中。
1978年生れ。東京大学在学中より自主映画の製作を始める。卒業後、自作の制作と並行して映画やTV番組の助監督を務める。東京藝術大学大学院映像研究科(映画専攻・監督領域2期生)の修了作品として長編『PASSION』を監督。サンセバスチャン国際映画祭、東京フィルメックスなどに出品され、大きな話題となる。本特集では最新作『永遠に君を愛す』を本邦初上映。